顔を上げて、胸を張れ!

やっと終わった次郎の中学受験。
第1志望には残念だったが、他の学校5校には全て合格できた。

実は太郎の時とほとんど同じ学校を受け(次郎のほうが1校多い)
ほとんど同じ結果(特待がどこになったかが違う)になった。
同じ結果になったのは良かったかな、という気もするし、
何もこんなに同じ学校を受けなくてもよかったんじゃないか、という気もする。
ま、だけど、同じ親が選ぶんだから、同じようなラインナップになるのは
致し方ないことか。



しかし、いくら経験があっても、
自分の番号が載っていない掲示板の前に立ち尽くす我が子の背中を見るのは
とても辛かった。

「やった!」
「あったー!!」
などという声が飛び交い、
そばでは塾による「合格インタビュー」に晴れやかに答える親子連れがいる。
そんな中で、肩を落としてうつむき、涙をぽとぽと落とす次郎を前に
かける言葉がなかなか見つからない。

「顔を上げて!胸を張って帰ろう!」

そうは言ったものの、どんなに頑張っても、すぐにうつむいて涙を流してしまう次郎。
やっとのことでお昼ご飯を食べ、塾に電話させ(また涙)、
どうにかこうにか塾にたどり着いたところ、
鬼先生もお兄ちゃん先生が迎えてくれた。

とりあえずお兄ちゃん先生に次郎を任せて、鬼先生は私と最後の面談。
「1日に彼が作った再現答案を見てください。
 以前の彼からすると見違えるように美しく、ミスのない完璧な答案です。
 私たちが教えたことを全部出し尽くしてくれました。
 これで合格できなかったのは、私の責任です。申し訳ありません。」
目を赤くしながら言ってくださった。

見れば確かに、次郎の書いた答案とは思えないほどしっかりした字で
バランスよく記述してある(゚〇゚;)
こんなレベルにまで引き上げてくださったことに感謝します、先生。
精一杯やって、それでも力が及ばなかったのは次郎の問題です。
あんなに字も雑で覚え方も雑で、本当に手のかかる次郎を
育てていただいてありがとうございました。
ただただ、感謝の言葉しかありません・・・・。


鬼先生にご挨拶して、部屋の外に出てみたら、
お兄ちゃん先生がこれまたうつむいて泣きながら
「再現答案は本当にキレイでした。惜しかったです。すみません・・・・」
と言ってくださる。
ええい、もう!
先生も顔を上げて!胸を張って!泣くなー!
感謝しつつも、ひとり胸の中でつぶやくおばはんの私だった(^^ゞ





この日、私は次郎が第2志望の試験を受けている間に
前日に受けた第3志望の合格証書を受け取りに行ってきた。
試験が終わり、その足で第1志望の発表を見に行く途中
もらってきた証書を見せたところ、次郎ってば
「なんだー、普通の合格か」
とほざいた。

もちろん次郎に他意はない。
自己採点の結果がすごくよかったので、特待を期待していたらしい。
でも、その言い草は許せん。
即座に私はたしなめた。

そして、わずかその30分後には不合格で涙を流していた次郎。
ようやく涙も乾いてきた夜、もう一度話をした。

今日、不合格であれほど悔しい思いをしたならわかるでしょう。
この学校に合格したくて頑張ってきたのに
番号がなくて泣いた子もいるんだよ。

合格には責任がある。
どこの学校に行くにしても、残念だった人達の分まで
頑張って、楽しんで、充実した6年間を送ることが
大切なんだよ。
・・・・




通塾2年半、特に最後の1年間は大変だった。
次郎は次郎なりによく頑張った。

今までの努力を凝縮して出し切ったような3日間。
このわずかな間でも、子供はまた成長したような気がする。

お疲れ様。
そして、おめでとう。
春からは太郎と一緒の学校だね!
いろいろお下がりが使えそうでちょっと嬉しいケチくさい母だ



最後に改めて、
皆様、本当にありがとうございました。
頂いた励ましやアドバイスに支えられて、何とか乗り切ることができました。
明日からはまたいつもの(゚▽゚)アポーブログに戻りますが、
これからもどうぞよろしくお願いします♪
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by poyo25 | 2010-02-05 18:36 | 学校